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秘密の小部屋から

帰り道。
なんとはなしに横を流れ行く家々を眺める。

そんな時。

こんなものを見つけた。




え、何?
“Entrance?”
意味:入口、戸口、玄関



いや、それは見たら分かる。さすがにこの扉を見て、「玄関どこだろう?」と探す人はいないだろう。
別に隣にもう一個扉があってどちらが玄関だろうと迷うこともない。
そう、もしこの家の住人がちょっとばかしお茶目で、騙し絵を壁にわざわざ描いて「わぁあの人ひっかかった」などとからかうための物でない限り只の扉だろう。
一体何なんだ。ちょっと気になりすぎて通りすぎた後に引き返してしまったじゃないか。
あれか。それが目的なのか!?


ったく最近の人達は……
そして帰宅。
自転車を止める。
何とはなしに横を見る。




え、ちょっと何!?
ハンドル片方だけひっくり返ってらっしゃいますが、わざとか、わざとなのか!?それともカッコつけてるのか!?
片方だけひっくり返ってるとか危険極まりないだろう。
あれだよ。咄嗟にブレーキかけようと思ったら手が空を切ってパニックになってぶつかるんだろう?
そんなオチ誰も喜ばないからな。
早く直しなさい!


と心の中で一通りツッコミを入れて思う。





やっぱり世の中には不思議が一杯。
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咲いた頭

さぁここで問題を出そうか。
君は絆創膏を知っているかい?
ガーゼの周りを粘着性のあるもので囲い、負傷した部位に貼り付けるとケガと外界の間にクッションが出来るという画期的なあのアイテムだ。剥がすときに少々痛むのが欠点と言えなくもないが、その粘着性のお陰で我々の傷は守られ癒える。
近頃はサイズや形も様々で指用なども出ている。
それが絆創膏だ。
ではある程度の絆創膏の知識を得たところで、今日あった出来事を話したいと思う。




本屋から出てきた僕は雨が降っていたら嫌だなと思いながら空を見上げていた。すでに太陽は落ちているため光を背にした状態では雨が降っているのか判断できない。
そんな中、目下に輝くものが一つ。
何か光を受け輝く黒とは異質なそれ。見知ったそれは絆創膏。


あぁなんだ絆創膏か。


そのまま僕はその人とすれ違っ………えたと思うかい?
答えは否!




さぁお約束の振り返りタイムだ。
目下に輝く絆創膏。黒の中の絆創膏。
それは頭についた絆創膏。


ん?
頭についた絆創膏?
黒々しい髪の生えた頭の上部に付着したるは絆創膏。

ええと。
よく考えよう。
くどいようだが絆創膏とは負傷した部位を覆い隠すものである。それにより傷が悪化するのを防ぐ訳だ。
確かに粘着性はある。
あるが、あれはテープではないんだよ?
というか貴方は頭の何を止めたかったの!
ネジか!ネジなのか!


幸いなことに髪はフサフサしてるからハゲ疑惑はないが、それよりも何か大切なものを失っていないか心配でならない。





世の中には不思議がいっぱいだ。

濁流する水

台風の季節になりました。
なんだかんだと関東は台風の被害にあいにくく、有難い様な迷惑な様な。雨の日に学校へ行くのが鬱になる、そんな時期。
雨が痛い程ふりかかり、気温が下がり濡れた所は冷え、風がそれを煽る。
そんな台風。


然し家にも小さな竜巻を起こす場所がある。
何処かって?我が家にはそんな迷惑なものはない?
いやいやお嬢さん、どのご家庭にも最低一つはあるものです。

そうトイレ。
自動式なり手動式なり流せば水が渦を巻く。さながらミニ台風。


このトイレ。


割れました。




は、何処がって?
ではお話しましょう。
時間は今朝に遡ります。


起きて直ぐ、トイレのドア開けたボクは何か違和感に襲われた。
然し寝ぼけてるから、そう思うのだと華麗にスルー。基、自己完結。
だが然し気になる。
少しずつクリアになってくる頭を引きずり、何とはなしにもう一度戻ってみた。


すると白く弧を描く物に黒い線が。
なんだ、これは。糸屑か?
親切にも取ってやろうと触ったが手に触れるものはない。


おかしいな。
そう思いながら持ち上げてみる。






わ、割れているだと!?



ま、別に割れてても困りはしないのでいいですが、
割れるものなんだね。


慌てて母に報告したら
「今までもヒビが入ってたじゃない」
き、気付かなかった。
だが母よ。ヒビが入ってる時点で処置してやれよ。



もう暫くど真ん中にヒビの入った便座と付き合うことになりそうです。

二度目の正直

新学期ですね。
世の学生が阿鼻叫喚する季節。ボクはテストなんかに縛られず自由に生きたいです。
しかしそんな願いもむなしくやってきて………


過ぎ去った!


しかし何とも気まずい出来事が。












遡ること数年。ボクがまだ中学生の頃に体験した漫画の様に阿呆なお話をしましょう。



その日は余りの腰痛に病院へ行くことに。
当時通っていた病院と我が家は駅を挟んで真反対。なので反対の改札を使わなければならない。
ということで、電車を降りたボクは直ぐに鞄から定期を取りだし、改札を抜けようとした。


ピコーン ピコーン


あれ何か鳴っている?


パタリ


音を立てて何かがボクの行く手を塞ぐ。
歩きづらいな、あれ?










後ろで改札が閉まっている。


タッチパネルが赤く点滅している。


何かがボクを引き留めようと必死に鳴っている。










あれ、もしかしてボクは定期を通さず出ちゃってはいないかい?









ちょ、ちょ………
待ってくれ!
ちょっと待とうか!
手を伸ばせ!
伸ばせば届く!為せば成る!

鞄を改札に引っ掻けながら腰が痛いのに身体を必死に捻り定期を右手に翳すセーラー服の女の子。
まさにただの不審者。
目の前には構内からは改札を抜けて外に出ようとする人の群れ。


ヤヴァイ。
完全邪魔だよ、
しかもかなり恥ずかしいぞコレ。
横を通りすぎる人々の視線が痛い。
でも手が届かないんだから仕方ないじゃん!
しかし助けてくれる人もなく、自らの腕の短さを呪うばかり。



その時、右手がふと軽くなった。



何事かと思い顔を上げてみると高校生くらいと思われる学ランの人がボクの定期を持っていた。

い、いつの間に……。

そのまま定期は滑らかにタッチパネルの上を通り、ボクの右手へと帰ってきた。



「す、すみません!
ありがとうございます!」


見ず知らずの人に助けてもらうという行為が恥ずかしすぎて、顔も見ずに猛ダッシュ。


角を曲がり、階段を駆け上がる。
しかしあと数段で地上というところで、不吉な音が。







カタン、コトン、コトン







何かが落ちる音がした。
誰かさん落とし物だよ。
あれ、何だかポケットが軽いな。


そういえば携帯………


あれ、階段の下に見慣れた薄紫の携帯が。
わぁボクと同じだね。







ってボクのだよ!







もう嫌だ!
何今日は厄日ですか?



慌てて拾いに行こうと方向転換した時だった。


携帯が浮いた。
いや、ひとりでにでは勿論ない。それはしっかりと人の手によって握られている。
どうやら親切な人が拾ってくれたようだ。
呆然としているボクをよそに、親切な人が階段を上ってくる。
差し出される手。
黒い上着に、黒いズボン。

あれ、おかしいな?
何だかさっきも同じようなことがあった気が。
気のせいだよね、
デジャ・ブだよ、うん。

だってそんなことが続けざまに起きる訳が、ねぇ?
ある訳ないよ。



顔をゆっくり上げると少し苦笑されながら携帯を渡される。








“デジャ・ブ”とは、はじめての体験にも関わらずすでに体験したかのように感じる錯覚のことである。









いや、同じ人だ!どうしよう!
デジャ・ブでも何でもねぇ!現実だよ、おぃぃいい!


もう何て言ったかは覚えてません。
申し訳なさ過ぎて、そして己が恥ずかしすぎて、本気で消えたい。いや、穴があったら入りたいと思った。







そんな中学三年の多分秋。
そう、
まさかの再来だよ!こんちくしょうが!



ボクは学校へ行くのに二回乗り換えをしている。ちなみにこの乗り換えを利用しているヤツは少ない。
何故かというと半分Uターンしているからだ。
そんな面倒くさいことをしないと行けない学校へ通うヤツは普通に考えて少ない。実際余り見掛けた事がない。
そんな乗り換えで事は起こった。



まず最初の乗り換えの時、ホームへ行く道すがら、そしてホームに着いてからもボクの前に立っている二人組がいた。
ボクは別段気にすることもなく、携帯で人様のブログを見ていた。



電車が来てからも相変わらず彼らはボクの前でお喋りをしていた。
ボクは別段気にすることもなく、携帯で人様のブログを見ていた。



次の乗り換えの駅に着いた。
彼らは漸くボクの前から消え階段をのぼりはじめた。
ボクは別段気にすることもなくエスカレーターを利用しながら、携帯で人様のブログを見ていた。



エスカレーターで上に着く頃にはボクは彼らを抜かしていた。
流石にここから少し歩くのでボクは携帯をポケットにしまった。
ストラップだけが外に出る。








カチャン。








気のせいかな。

いや、でも真後ろで音がしたしな。
数歩、歩いたところで振り替えると案の定地面に落とし物が。茶色のそれはたまに光を放つ。柔らかそうに見えて金属類でもついているのだろうか。



ふとポケットを見ると携帯のストラップが見当たらない。



おかしいな。ポケットの中に一緒に入れたかな。
視力の問題で落とし物がうまく認識されない。

いや、でも見覚えがある気がする。



二人組の片方が落とし物に手を伸ばす。
あ、すみません。ボクのでした。



ありがとうございます
とだけ伝えて、どうせこの駅で降りるだろうとタカをくくっていたら、何故か階段を上がる足音が後ろから二つ聞こえる。



さっき乗り換えで降りた人々の中にボクが認識した限り、二人組は彼らだけだった。
まさかこいつ等このめんどくさい乗り換え仲間なのか!?



とりあえず気にしてもしょうがないので、いつもの定位置に歩いていく。
暫くして横を通りすぎる二人組。
どうやら乗り口は違うらしい。
一安心……
って、歩みが止まってないですかお兄さん方?
何故隣の乗り口なんだ。同じ車両になるじゃないか!

イヤだよ!
拾って頂き非常に感謝はしてるけど、恥ずかしいんだよ!



いや、でもこの駅は特急から各停まで全て止まる。
そうその可能性にかけろ!
かけるんだ!


次は各停か。
この際何でもいい。
ボクは帰る!







……そして冷えきった車内に冷えきったボクが一人立ち尽くしていた。


彼らはボクの降りる二駅前で降りていきましたが、あり得ない程に気まずかった。
なんでだ。
今回は一回しか物落としてないのに。



とりあえず、もう嫌。
ストラップはペンチでしっかり固定した。もう二度と落ちるな!

名は体を表す

名前負けしてるとか、たまに聞きますよね。
その考えって不思議じゃないですか?
だってその人が

“こんな人になりたい”

と思って付けるのではなく、親や周りの大人たちが

“こんな子に育って欲しい”

と願い期待を込めて付けるわけです。
それじゃあ付けられる子供は蚊帳の外じゃあないですか。
そのくせ、名ばかりが立派過ぎると陰口をたたかれたりする。
なんて理不尽なんだろう、と。
まぁ最近はそんな考えも少ない気がしますが(変わった名前の子が増えたし)

そんな名前ですが、最近は自分で自分に名前をつけることができるわけです。
たとえばネット。
要はハンドルネームですね。
これは好きなように、しかもいくつも名前を簡単に持てるわけです。
自分自身何個か持っていますが、最近よく使っているのはブログにも使っている


緋闘(ヒイト)。


はい。オチが見える人には見えてきましたw

今日たまたまネット徘徊していたら、見つけちゃったんですよ。
“Vitamin成分分析”なるものを。
これはやるしかないだろう!
ということでモチロンやりましたとも。

まず名前。緋闘って漢字だと読めない事が多いので専らカタカナで打つ事がほとんど、ということでカタカナでこちらも入力。
次に生年月日。最後に血液型を入力して、終了。


結果。

ヒイトさんの79%はイタズラで出来ています!
ヒイトさんの10%はもう離さないぜ!で出来ています!
ヒイトさんの9%はA4で出来ています!
ヒイトさんの1%は俺ヨメ会で出来ています!
ヒイトさんの1%は悪魔で出来ています!


どうやら自分は無機物で出来ていたようです。最早単語もあります。
な・ん・じゃ・ソ・リャ。
とりあえずこれ オレの脳内を多分半分以上的確についているぜ……という恐ろしい結果に。
だってイタズラって。
アレだろオマエ。アレ。
ほら……
清春だろう!?
最後にダメ押しとばかりに悪魔とかあるし。

何かの間違いだと思い今度は漢字で“緋闘”と打つ事に。


結果。

緋闘さんの64%は方丈那智で出来ています!
緋闘さんの22%はパルフェで出来ています!
緋闘さんの10%はココットで出来ています!
緋闘さんの2%はGTRで出来ています!
緋闘さんの2%は方丈慧で出来ています!


あ、もう……いいや。
分かる人だけ笑って下さい。


とりあえず周夜に結果を送りつけてあるので、今頃楽しんでくれてる事と思います。
アイツの56%はフムフ……(爆)
しかし、何だ。
この名前語感が気にいって付けただけの名前だというのに恐ろしいまでに自分を表しているようです。

プロフィール

緋闘

Author:緋闘
名前の読みは「ヒイト」
はじめてのなんたらに出てた三代目から名前を拝借。

偏食かも。
チョコはソースやクリームだけでも食べれる。
辛いのと苦いのは舌が拒絶。
オレじゃない。ヤツ(舌)が拒絶するんだ。

好きなものは今更な気がするが
イナズマイレブン
超次元は半端ない。

誰か画力と創造力と忍耐力を下さい。

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