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二度目の正直

新学期ですね。
世の学生が阿鼻叫喚する季節。ボクはテストなんかに縛られず自由に生きたいです。
しかしそんな願いもむなしくやってきて………


過ぎ去った!


しかし何とも気まずい出来事が。












遡ること数年。ボクがまだ中学生の頃に体験した漫画の様に阿呆なお話をしましょう。



その日は余りの腰痛に病院へ行くことに。
当時通っていた病院と我が家は駅を挟んで真反対。なので反対の改札を使わなければならない。
ということで、電車を降りたボクは直ぐに鞄から定期を取りだし、改札を抜けようとした。


ピコーン ピコーン


あれ何か鳴っている?


パタリ


音を立てて何かがボクの行く手を塞ぐ。
歩きづらいな、あれ?










後ろで改札が閉まっている。


タッチパネルが赤く点滅している。


何かがボクを引き留めようと必死に鳴っている。










あれ、もしかしてボクは定期を通さず出ちゃってはいないかい?









ちょ、ちょ………
待ってくれ!
ちょっと待とうか!
手を伸ばせ!
伸ばせば届く!為せば成る!

鞄を改札に引っ掻けながら腰が痛いのに身体を必死に捻り定期を右手に翳すセーラー服の女の子。
まさにただの不審者。
目の前には構内からは改札を抜けて外に出ようとする人の群れ。


ヤヴァイ。
完全邪魔だよ、
しかもかなり恥ずかしいぞコレ。
横を通りすぎる人々の視線が痛い。
でも手が届かないんだから仕方ないじゃん!
しかし助けてくれる人もなく、自らの腕の短さを呪うばかり。



その時、右手がふと軽くなった。



何事かと思い顔を上げてみると高校生くらいと思われる学ランの人がボクの定期を持っていた。

い、いつの間に……。

そのまま定期は滑らかにタッチパネルの上を通り、ボクの右手へと帰ってきた。



「す、すみません!
ありがとうございます!」


見ず知らずの人に助けてもらうという行為が恥ずかしすぎて、顔も見ずに猛ダッシュ。


角を曲がり、階段を駆け上がる。
しかしあと数段で地上というところで、不吉な音が。







カタン、コトン、コトン







何かが落ちる音がした。
誰かさん落とし物だよ。
あれ、何だかポケットが軽いな。


そういえば携帯………


あれ、階段の下に見慣れた薄紫の携帯が。
わぁボクと同じだね。







ってボクのだよ!







もう嫌だ!
何今日は厄日ですか?



慌てて拾いに行こうと方向転換した時だった。


携帯が浮いた。
いや、ひとりでにでは勿論ない。それはしっかりと人の手によって握られている。
どうやら親切な人が拾ってくれたようだ。
呆然としているボクをよそに、親切な人が階段を上ってくる。
差し出される手。
黒い上着に、黒いズボン。

あれ、おかしいな?
何だかさっきも同じようなことがあった気が。
気のせいだよね、
デジャ・ブだよ、うん。

だってそんなことが続けざまに起きる訳が、ねぇ?
ある訳ないよ。



顔をゆっくり上げると少し苦笑されながら携帯を渡される。








“デジャ・ブ”とは、はじめての体験にも関わらずすでに体験したかのように感じる錯覚のことである。









いや、同じ人だ!どうしよう!
デジャ・ブでも何でもねぇ!現実だよ、おぃぃいい!


もう何て言ったかは覚えてません。
申し訳なさ過ぎて、そして己が恥ずかしすぎて、本気で消えたい。いや、穴があったら入りたいと思った。







そんな中学三年の多分秋。
そう、
まさかの再来だよ!こんちくしょうが!



ボクは学校へ行くのに二回乗り換えをしている。ちなみにこの乗り換えを利用しているヤツは少ない。
何故かというと半分Uターンしているからだ。
そんな面倒くさいことをしないと行けない学校へ通うヤツは普通に考えて少ない。実際余り見掛けた事がない。
そんな乗り換えで事は起こった。



まず最初の乗り換えの時、ホームへ行く道すがら、そしてホームに着いてからもボクの前に立っている二人組がいた。
ボクは別段気にすることもなく、携帯で人様のブログを見ていた。



電車が来てからも相変わらず彼らはボクの前でお喋りをしていた。
ボクは別段気にすることもなく、携帯で人様のブログを見ていた。



次の乗り換えの駅に着いた。
彼らは漸くボクの前から消え階段をのぼりはじめた。
ボクは別段気にすることもなくエスカレーターを利用しながら、携帯で人様のブログを見ていた。



エスカレーターで上に着く頃にはボクは彼らを抜かしていた。
流石にここから少し歩くのでボクは携帯をポケットにしまった。
ストラップだけが外に出る。








カチャン。








気のせいかな。

いや、でも真後ろで音がしたしな。
数歩、歩いたところで振り替えると案の定地面に落とし物が。茶色のそれはたまに光を放つ。柔らかそうに見えて金属類でもついているのだろうか。



ふとポケットを見ると携帯のストラップが見当たらない。



おかしいな。ポケットの中に一緒に入れたかな。
視力の問題で落とし物がうまく認識されない。

いや、でも見覚えがある気がする。



二人組の片方が落とし物に手を伸ばす。
あ、すみません。ボクのでした。



ありがとうございます
とだけ伝えて、どうせこの駅で降りるだろうとタカをくくっていたら、何故か階段を上がる足音が後ろから二つ聞こえる。



さっき乗り換えで降りた人々の中にボクが認識した限り、二人組は彼らだけだった。
まさかこいつ等このめんどくさい乗り換え仲間なのか!?



とりあえず気にしてもしょうがないので、いつもの定位置に歩いていく。
暫くして横を通りすぎる二人組。
どうやら乗り口は違うらしい。
一安心……
って、歩みが止まってないですかお兄さん方?
何故隣の乗り口なんだ。同じ車両になるじゃないか!

イヤだよ!
拾って頂き非常に感謝はしてるけど、恥ずかしいんだよ!



いや、でもこの駅は特急から各停まで全て止まる。
そうその可能性にかけろ!
かけるんだ!


次は各停か。
この際何でもいい。
ボクは帰る!







……そして冷えきった車内に冷えきったボクが一人立ち尽くしていた。


彼らはボクの降りる二駅前で降りていきましたが、あり得ない程に気まずかった。
なんでだ。
今回は一回しか物落としてないのに。



とりあえず、もう嫌。
ストラップはペンチでしっかり固定した。もう二度と落ちるな!
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あらあらww(*´д`*)
ふふふwww(*´`*)

さり気なく車両を変えようとは思わなかったのかいww

まぁそんなこともあるさ~
明日があるさ~
渡る世間は鬼ごっこさ~
Secret

プロフィール

緋闘

Author:緋闘
名前の読みは「ヒイト」
はじめてのなんたらに出てた三代目から名前を拝借。

偏食かも。
チョコはソースやクリームだけでも食べれる。
辛いのと苦いのは舌が拒絶。
オレじゃない。ヤツ(舌)が拒絶するんだ。

好きなものは今更な気がするが
イナズマイレブン
超次元は半端ない。

誰か画力と創造力と忍耐力を下さい。

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